東急ハンズで210円で買ってきたカラーフィルター見本帳。
いろいろ色がついているけど透過率はどんな感じなんだろう&近赤外の透過率ってどうなってるんだろう? …と、ふと思って測定してみたもの。
測ってみて思ったことをいくつか…。
- 可視域のいろんなところに吸収を持つ色素を使って色を付けているようだ。 単純に色素の濃度を変えただけです…という、いかにも電子遷移な感じのスペクトルが印象的。
- そういうわけでこのフィルター、近赤外光に対してはどれもほとんど透明。なるほど照明用として使えるわけだ。
浜口研の紫外可視分光光度計(日立U-3500)を使用。
透過率(Transmittance)は1が100%で0が0%。
数値データ(JCAMP-DX形式)
No.0 (250~840nm:紫外・可視領域)
色をつけなければ 紫外・可視域は無色透明。
紫外域の270nm付近で透過率が落ちるのは、多分このフィルムの材質がポリエステルで、ベンゼン環があるから。
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黄色フィルタは単一ピークでなく、赤と緑の合成なんですね
緑は単一(当然)、紫は合成
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